09«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»11

Fiddledadのblog

放射能汚染について考察するブログです。

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

category: スポンサー広告

cm --   tb --   page top

原発事故から5年近く経った校庭の線量は? 

2011年3月の原発事故からもう少しで5年が経とうとしている。

下の図は、セシウムの減衰曲線を示している。縦軸はセシウムの量を示し、横軸は時間の経過(月)を示している。一番下の青色の曲線は、セシウム134の減衰曲線を示してる。セシウム134は半減期が約2年と短いので、約5年が経過した現在では事故当初は“1”だったものが“0.2”程度に減衰している。一番上の赤色の曲線は、セシウム137の減衰曲線を示してる。セシウム137は半減期が約30年なので、約5年が経過した現在でも事故当初は“1”だったものが“0.9”程度にしか減衰していない。真ん中の緑色の曲線は、セシウム134とセシウム137が合算で“1”あったものが時間の経過とともに減衰する様子を示している。5年が経過した現在では、“0.5”程度と半分になっている。原発事故で飛散したセシウム134とセシウム137は約1:1程度であったと考えられるので、この緑色の曲線と同様に環境中に飛散された放射線セシウムは減衰するものと考えられる。


セシウム減衰

以上の点を頭に入れて、(埼玉県)上尾市立瓦葺小学校の校庭の線量の5年前と今を比べてみる。

下の図は、5年前の測定結果を示している(クリックすると拡大)。


瓦葺小放射線マップ

5年前に0.2μSv/hだった場所と、0.1μSv/hだった場所を測定してみた。

下の写真は5年前に0.2μSv/hだった場所で、現在では、0.1μSv/h程度に下がっている。


高い

一方、下の写真は、5年前に0.1μSv/hだった場所で、現在では、0.05μSv/h程度に下がっている。

低い

ちなみに、下の写真は、現在の自宅の室内の線量である。線量は0.035~0.040μSv/hで事故直後から殆ど変化していない。これは、事故前に建てた家の下には事故前の汚染されていない土が残されているためと思われる。

室内

下の図は、事故前の各地の空間線量率を示している。埼玉県は0.034μSv/hとなっている。

はかるくん

また、下の図は事故前後の埼玉県の空間線量率の変化を示している(クリックすると拡大)。放射性プルームが埼玉を襲った3月15日前は、空間線量率は0.033μSv/h前後で推移しているが、3月15日の午前11時には最大の1.22μSv/hに達している。

埼玉空間線量

校庭で測定した「0.1μSv/h」という空間線量率は、事故後の日本では珍しくない値である。しかし、チェルノブイリ原発事故から28年が経過した現在でも、様々な健康影響が報告されているコロステン市も空間線量率は0.1μSv/hであるようだ。なお、下の画像をクリックするとOur Planet Tvの動画が表示される。

コロステン


コロステン市ではこれだけ手厚く子ども達を保護していても健康影響が発生している。何も対策をしていない日本が将来大きな災いに見舞われないことを祈るばかりだ。


スポンサーサイト

category: 土壌汚染

cm 0   tb 0   page top

一般社会とのズレ 

以前のエントリで、瓦葺小学校には放射線管理区域に匹敵する600Bq/kgの土壌汚染が存在することを検査に基づいて指摘した。この検査結果は直ちに小学校に報告したが、学校側は、この程度の汚染は安全であるとし、一切の対策を行わないのみならず、他の保護者にも報告せず、無視を決め込んでいる。

土壌検査 001


このような事態が、一般社会で発生した場合に、どのような対策がなされるのだろうか。

埼玉県の大宮市に三菱マテリアル総合研究所がある。1999年3月17日に、研究所敷地内の土壌が放射能で汚染されていたことが科学技術庁の調べで明らかになった。

三菱マテリアルは、こちらのページに記載されているように、汚染された土壌を3万6千本のドラム缶に詰め、コンクリートの厚い壁と床によって遮蔽した倉庫に厳重に保管し、定期的に近隣住民への説明会を行っている。

マテリアル保管状況


このように厳重に保管されているドラム缶の中身の土壌汚染のレベルであるが、三菱マテリアルでは「100Bq/kg以下」であると発表している。

100Bq/kgの汚染土壌を一般の企業では、このように厳重に保管するとともに、近隣住民への説明会も定期的に行っている。

一方、瓦葺小学校では、600Bq/kgの汚染土壌を専門家でもない管理者が安全であると断言し、そのまま放置するのみならず、保護者へも報告を行わず隠匿している。このようなずさんな状況は、一般社会から断絶し、情報を自らの都合の良いように操作することができる「教育ムラ」ならではのことではないのか。


瓦葺小鉄棒放射線管理区域


600Bq/kgの土壌汚染は、大人しか通ることがない工場の敷地内にあるのではない、子供達が頻繁に遊んでいる小学校の校庭の真ん中にあるのだ。

上尾市でも子供達の甲状腺の異常が見つかり、また、体調不良を訴える子供達がいる。放射能に汚染されている校庭と、汚染されていない校庭を選ぶとしたら、どちらを選ぶだろうか。大半の親は汚染されていない校庭を選択するのではないだろうか。なぜ、何の対策も行わないのか。大津市のいじめ問題に見られるように、いまの教育ムラは手がつけられないほどに腐敗しきっているのか。

このような不作為はもはや犯罪にも匹敵する行為である。

「放射能汚染は安全」と一切聞く耳を持たない学校に対して、
皆様の貴重なご意見をお願いします。
このような対応が社会の一般常識からズレていることを学校側に知らしめて下さい。
匿名も可能です。


皆様のご意見をこちらから。

また、電話はこちら
電話:048-721-4618


category: 土壌汚染

cm 0   tb 0   page top

瓦葺小学校の土壌汚染 


先のエントリにも書いたように、瓦葺小学校には放射線管理区域にも匹敵するような600ベクレル/kg程度の深刻な汚染土壌が、児童が良く集まる場所(朝礼台周辺、鉄棒周辺、バックネット周辺)に散在している。

土壌検査 001

汚染状況


 そこで、測定結果を学校側に提示して、保護者で除染する機会を設けて欲しい旨の要求をした。

 しかしながら、現状の汚染(600Bq)程度では危険はなく、かつ、除染を行うと風評被害が拡大するので、
除染は行う必要はないとのことであった。

 また、汚染された土壌を吸い込むことによる健康被害は大したことはないとの認識であった(NHKが放送した土壌汚染による内部被曝についてはこちらを参照)。

 このような現状について、何か意見がある方は、匿名で結構ですので、下記のHPから学校側へメールを送って下さい。

 メールはこちら。

 保護者が声を上げなければ何も変わりません。

 例え、放射線で被害が生じてたとしも、件のいじめ事件のように、「因果関係は分からない。」の一言で闇に葬られるのがオチです。

 追伸:このような内容について、記事にすべきか悩みましたが、大津市のいじめ問題に対する教育委員会と学校の対応があまりにも事なかれ主義的で、現実に向き合っておらず、子どもを守る観点が欠落している点は、放射線問題と同様の問題点をはらんでいるように思いましたので、問題提起の意味も含めてあえて記事にすることにしました。
 また、「放射線レベルが安全か否か」については、放射線はガン以外にも様々な健康影響があることが報告されています。完全に安全であることを立証するためには、想定される様々な健康影響の全てが問題ないことを立証する必要があり、それには多大な労力と時間が必要です。専門家でない人間が、健康被害はないと軽々に判断するのは危険であり、また、当該判断に基づいて対策の要否を判断することは過誤を招来する可能性が否定できないと考えます。やはり、予防原則に基づいて判断することが妥当と考えます。

category: 土壌汚染

cm 2   tb 1   page top

専門業者による土壌汚染調査 

瓦葺小学校の鉄棒周辺の土壌調査を業者にお願いした。

瓦葺小学校

調査結果によると、鉄棒周辺の土壌汚染は、セシウム134,137の合算で583ベクレル/kgだった。以前のエントリで簡易検査の結果を掲載したが、そのときの推定値である600ベクレル/kgにほぼ近い値であった。
 なお、今回調査をお願いした業者では、埼玉県内複数の学校の土壌調査を過去にしたそうだが、600ベクレル/kg近い結果は初めてとのこと。

調査結果の詳細はこちらである。
土壌検査 001

ちなみに、食パンも検査してみたら不検出であった。
食パンの結果はこちらである。
パン 001

土壌と食パンの調査結果を比較すると、土壌ではセシウムのピークがはっきり表れている。

ちなみに、事故前の埼玉県の土壌中のセシウム濃度は4.8ベクレル/kgであるから120倍近く放射性セシウムが増えている。
事故前

法律では、100ベクレル/kgの汚染物は、ドラム缶等に詰めて保管することになっている。
ドラム缶


学校に連絡したところ、すぐさま教育委員会の学校保健課に連絡したとのこと。

あくまでも推定であるが、これまでの対応から考えると、
結論は「0.23μSv/h以下なので除染の必要はありません。」であろう。
何度も書くが、0.23μよりも低い0.13μSv/hであっても、
1平方メートルあたり4万ベクレルを超える汚染の可能性があり、
この汚染は一般人が立ち入りを制限される「放射線管理区域」に該当する。
もちろん、今回の583ベクレル/kgから推測しても、
1平方メートルあたり4万ベクレル近い値になる。


瓦葺小鉄棒放射線管理区域


放射性セシウムは、以前のエントリに書いたように、
体に蓄積しやすく、微量であっても継続的に摂取すると、
看過できない量が体に蓄積されてしまう。
子どもが頻繁にアクセスする場所がこのように汚染されていると、
体の外から放射線を被曝する外部被曝のみならず、
この土壌の土埃を呼吸によって体内に取り入れ、
体内から被曝する内部被曝の影響も無視できない。

また、今回の事故では、体への影響がセシウムよりもさらに深刻なストロンチウムも、
セシウム総量の数%程度飛散していることを考えると、
事故から1年以上も経過してしまった今、そろそろ除染を考えるべきではないか。

例えば、食物アレルギーや金属アレルギーを考えると、
異物に対する身体の反応は個人差が非常に大きい。
ましてや、その物質が放射性を有するのであれば、
予防原則に鑑みて、早めに手を打つのが常識的な判断ではないか。


以下に、瓦葺小の汚染推定マップを掲載する。
赤で囲繞されている部分が汚染が深刻と推定される場所である。
このマップに示すように、汚染が深刻な場所は校庭全体で5箇所程度であるので、
表土を5cm程度取り除いて子ども達が近づかない場所に埋める除染作業は、
おそらく、保護者10~20人程度で1~2時間程度の作業量であろう。
つまり、費用をかけなくても除染は可能なのだ。もちろん、私も喜んで汗を流すつもりだ。

汚染状況


主な汚染物質であるセシウム137の半減期が30年であることを考えると、
子どもたちは、今後、何十年あるいは生涯に亘って放射性物質に囲まれた生活が続く。
原発事故を起こしてしまった我々親の世代は、
少しでも子どもたちの被曝を少なくする努力をすることが、
せめてもの罪滅ぼしではないのか。
低線量被曝の健康への影響について様々に議論されているが、
瓦葺小学校レベル(面積)の汚染であれば、議論する前に、
さっさと、除染してしまった方が早い。
例え、作業が無駄になったとしても後悔はしないであろうし、
今後、この場所で何千人もの子ども達が活動することを考えると、
除染によって多くの保護者が安心できることは何ものにも代え難いと考えるが如何だろうか。

追伸:測定結果を学校側に提示して保護者で除染する機会を設けて欲しい旨の提案をした。
しかしながら、現状(600Bq)では危険ではなく、かつ、除染を行うと風評被害が拡大するので、除染は行う必要はないとの認識であった。また、土壌を吸い込むことによる健康被害は大したことはないとの認識であった。以上の認識について、何か意見がある方は、匿名で結構ですので、下記のHPから瓦葺小学校へメールを送って下さい。


瓦葺小学校へのメールはこちら。


category: 土壌汚染

cm 3   tb 1   page top

瓦葺小学校の土壌の簡易調査 

子供と学校に遊びに行った際に、瓦葺小学校の鉄棒付近の土壌を約1kgビニール袋に入れてPA-1000で測定した。以下がそのときの映像である。「ピッ」という音は、ガンマ線を検出したことを示す。ビニール袋を近づける前と、後で「ピッ」という音の間隔を比べて欲しい。

瓦葺小学校





測定の結果、バックグラウンドは0.035μSv/h程度であり、測定値は0.077μSv/hである。従って、バックグラウンドからの増加値は0.042μSv/hである。

PA-1000のSvとBqの変換表から、0.042μSv/hは600Bq/kgに該当する。

PA-1000変換表


これを1平方メートルあたりの汚染に換算すると、65倍して約40,000Bq/㎡となる。

この値は、日本の法律に定める放射線管理区域(一般人の立ち入りが制限される区域)に該当し、また、チェルノブイリの第3区分に該当する。


瓦葺小鉄棒放射線管理区域


ちなみに、1kg当たり100ベクレルを超える放射性物質は、原子力発電所の低レベル放射性廃棄物に該当する。

こちらのニュースには「柏崎刈羽原発では、100ベクレル以下でも原発内で汚染されたゴミはすべて低レベル放射性廃棄物として厳格に管理することになっている。」とされている。


以前のエントリでも書いたが、このような汚染土壌を放置すると、体の外から放射線を浴びる外部被曝のみならず、風によってまき上げられた土埃を呼吸によって体の内部に取り込む内部被曝も問題となる。

多くの子供達が毎日遊んでいる場所が「1kg当たり600ベクレル」も汚染されている。つまり、子供達は、原子力発電所の低レベル放射性廃棄物に囲まれて学校生活を送っていることになる。


解決策であるが、瓦葺小学校の場合、汚染はまだら状であるため、除染によってを影響を減らすことができると思う。以下の線量マップに示すように、線量が高いのは校庭の主に北側で、雨が降ると水たまりができる場所、例えば、鉄棒周辺と、朝礼台の周辺と、野球のバックネット前の線量が高い。面積にすると数十平方メートル程度であろう。この程度であれば、20~30人の保護者が協力して除染すれば、おそらく、1~2時間で作業は完了するのではないか。


瓦葺小放射線マップ
          クリックで拡大表示。

category: 土壌汚染

cm 0   tb 0   page top

プロフィール

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。