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Fiddledadのblog

放射能汚染について考察するブログです。

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ゴメリ、福島、長崎の甲状腺検査結果の比較 

以前のエントリでも紹介したが福島県庁のHPに甲状腺の検査結果が公表されている。
検査結果はこちら

また、こちらのPDFには事故前(2000年初頭)の長崎における250人の子どもと、ゴメリ・ベラルーシの子どもを対象とする甲状腺の検査結果が公表されている。

この検査結果を表にしてみた。なお、福島の検査では、結節とのう胞のみが公表されており、甲状腺の腫脹については公表されていない。そこで、甲状腺の「のう胞」、「結節」、「ガン」を比較する。なお、ゴメリ・ベラルーシでは甲状腺の腫脹(Goiter)が13.58%観察されているが、腫脹が今回の福島の検査では公表されていないので、これは比較対象から除外する。

長崎、福島、ゴメリの甲状腺検査結果比較

まず、長崎と福島を比較すると、結節、のう胞、ガンの全てが検出されない割合は、長崎では99.2%であるのに対して、福島では64.2%と明らかに少ない。また、結節またはのう胞ありとされている割合は、長崎では0.8%(2人)であるのに対して、福島では35.8%と明らかに多い。

つぎに、福島とゴメリ・ベラルーシを比較すると、結節、のう胞、ガンの全てが検出されない割合は、ゴメリ・ベラルーシでは98.1%であるのに対して、福島では64.2%と少ない。また、結節またはのう胞ありとされている割合は、ゴメリ・ベラルーシでは1.74%であるのに対して、福島では35.8%とこれも明らかに多い。

なお、ゴメリ・ベラルーシの検査は、事故後5~10年の検査結果である。ベラルーシでは、以下の表に示すように、甲状腺疾患は、事故後2年経過するあたりから上昇している。福島の検査は、事故から1年以内であるので、今後、甲状腺疾患の割合が上昇する可能性もある。

ベラルーシ甲状腺疾患の変化


前回のエントリでも書いたので繰り返しになるが、関東では、どの程度の確率で甲状腺異常が発生するのであろうか。
放射性ヨウ素の飛散が最も多かったのは昨年の3月15日である。この日の各地の最大空間線量率は以下の通りである。
ちなみに、福島県内5箇所の測定値の平均値は約8.7μSv/hである。

また、こちらのニュースによると、宮城県の丸森町でも検査した64人のうち、12人の甲状腺にしこりが見つかっているそうだ。
丸森町の3月15日の線量は、こちらのブログの推測によると、3μSv/h弱ではないかとのことだ。

これらの値と比較すれば、関東各地の甲状腺異常の発生確率はおおよそ推測できるのではないか。
つまり、原発事故は福島だけの問題で、関東は影響がないと錯覚されている人も多いと思うが、けっして楽観できないことは、これらの情報からも明らかであろう。

以上の結果から判断すると、関東でも甲状腺検査は行うべきである。検査を行わないと、手遅れになる子どもがでてくる可能性がある。


3月15日の関東へのヨウ素131の拡散シミュレーション動画はこちら。
前橋I131


郡山(8.26μSv/h)
白河(7.7μSv/h)
いわき(23.72μSv/h)
会津若松(2.57μSv/h)
南会津町(1.08μSv/h)
北茨城(15.8μSv/h)
水戸(1.712μSv/h)
宇都宮(1.318μSv/h)
前橋(0.562μSv/h)
さいたま市(1.222μSv/h)
市原(0.313μSv/h)
茅ヶ崎(0.182μSv/h)


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